くろう160おがみ小屋 切った木を組み合わせた上に、ヨシをかぶせて作った、三角テントのような小屋のことです。北村の原野を切りひらく あいりさんたちは、開たくのころの人びと労の様子がわかる写真を見ながら、どんな苦があったのか話し合いました。木を切りたおす作業 すべて手作業でしたので、大木を切りたおすには、大変な苦労がありました。木を切った後の切りかぶ このころの北村には大きな木が多く、切りかぶの上に、大人が4~5人すわれるほどの物がありました。北村雄治明治33(1900)年7月1日、岩見澤村から分村してどく立し、「空知郡北村」がたん生しました。村名は、北村農場を開せつした北村雄治にちなんで名付けました。『北村三兄弟物語』北村の礎いしずえを築きずいた兄弟の足あとが書かれています。https://kitamuraonsen.com/wp-content/uploads/2023/02/北村三兄弟物語.pdf「開たくした人たちが住んでいた『おがみ小屋』は、そまつな小屋で、寒そうだね。」「ふぶきの夜には、すきまから入る雪が、ふとんの上に5㎝くらいつもったって聞いたことがあるよ。」「原野を畑にするために、朝からば んまで、木を切りたおしてやいたり、川に流したりしたんだね。」「木の根をほり起こすのも大変そうだね。せっかく開いた畑だけど、どんな物がどれだけとれたのかな。たくさんとれたのかな。」
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