社会科副読本「いわみざわ」
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2明治じ15年11月13日、幌ほろ内ない煤ばい田でん鉄てつ道の幌内~手て宮みや間が全線せん開かい通し、うっそうとした未み開かいの地に文化かの光が差さし始はじめました。明治16年に公こう布ふされた移い住じゅう士し族ぞく取とり扱あつかい規き則そくにより、この地に札さっ幌ぽろ県けん勧かん業ぎょう課か岩見澤ざわ派は出しゅつ所しょが設せっ置ちされ、明治17~18年には、山口県・鳥とっ取とり県ほか10県からの士族277戸、1,503人の集しゅう団だん移い住じゅうにより、初はじめて開かい拓たくの鍬くわは打うち下おろされました。このようにして、次し第だいに市街がいが形けい成せいされ、明治17年10月6日、設せっ村そんの告こく示じにより岩見澤(イワミザワ)村となり、戸こ長ちょう役やく場ば、郵ゆう便びん局きょくも設もうけられ、開拓の事じ業ぎょうも順じゅん調ちょうに進すすみ、活かっ気きのある村となってきました。岩見沢市ホームページ「岩見沢のおいたち」から岩見沢のおいたち/岩見沢市ホームページ (city.iwamizawa.hokkaido.jp)みなさんは、これから2年間にわたって、自分たちの住すんでいる岩見沢市や北海道について学がく習しゅうしていきます。学習を進めていく際さいには、この本にのっている写しゃ真しんやグラフなどから問もん題だいを見つけたり、ホームページのアドレスを開ひらいて解かい決けつにつながるヒントを得えたり、実じっ際さいに話を聞いたり見学したりするなどして、ねばり強く取とり組んでください。また、調しらべたことをみんなで協きょう力してまとめたり、友だちや地いきの人たちにわかりやすく説せつ明めいしたりする学習も行ってください。みなさんには、この本をもとに、人々のくらしや仕し事ごと、地いきの様よう子すのうつりかわりなどをしっかりと学んで、自分も社会に生きる一人として、岩見沢市がよりよいまちになるよう考えたり、学んだことを実際の生活に生かしたりすることを期き待たいしています。そして、2年間の学習を通して、ふるさと岩見沢市を愛し、夢ゆめと希き望ぼうをもって社会のためにつくしていく人に成せい長することを願ねがっています。この本で学習するみなさんへ

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