社会科副読本「いわみざわ」
37/208

36夜中に作業するぼうじょカーロボットコンバイン 提供:岩見沢市「ふしぎだなと思ったことの中に、 玉ねぎづくりのくふうがつまっていました。」できるんですよ。 4月から7月までの間、いちばん手間をかけて行うぼうじょも、ぼうじょカーという機械を使つかって薬をまきます。風のない天気のいいときをねらって行うので、ときには夜中の作業になることもあるんですよ。ほかの作物をつくるときも、同じようなくふうや努力をしているのかな。たくさんの機械は何に使うのですか。スマート農業について教えてください。くふう③ 広い土地で機械を使って玉ねぎづくり とても広い土地で玉ねぎをつくっているので、たくさんの機き械かいを使っています。いろいろな機械を使つかうことで、作業をみじかい時間で行うことができます。広い土地ですが、家族だけで玉ねぎをつくることがくふう④ スマート農業 農家の人手や、担にない手が少なくなっているので、ロボットトラクタやロボットコンバインなど無む人じんで動くぎじゅつが進んできています。また、これまでの人工えいせいからの情報にくわえて、地上に設せっ置ちした「基き地ち局きょく」からの位い置ち情じょう報ほうデータによって、自分の位置を正かくに知ることができるようになるそうです。そのずれは2~3cmで、計画したコースを正かくに動くので、作さ業ぎょう時間のむだがなくなり、燃ねん料りょう費ひの節せつ約やくにもつながると言われています。 岩見沢市では、こうしたスマート農業を大学や企き業ぎょうときょう力して進すすめています。 しかし、人の手は欠かせないので、安全に気をつけながら仕事をしていきます。

元のページ  ../index.html#37

このブックを見る